<今日のたかまつ豆知識>
・雨乞い
日照りが続いたときに降雨を願って行われた行事。練馬をはじめとする関東の農村部では、武州御岳神社(御岳山)や大山阿夫利神社(大山)といった神社を雨降りの神として信仰していた。代表者が参拝し、竹筒に御神水をいただいてくると、村中総出で高松八幡神社に詣でて、太鼓を打ち鳴らしながら「ほほいだんぼい、ほほいだんぼい」と唱えながら村内を練り歩いたという。
・御岳山[みたけさん]
奥多摩にある山。山頂の御嶽神社は雨降りの神として信仰された。高松からの距離は約50km。
・陸稲[おかぼ]
田んぼではなく畑で栽培する米。川から離れた地域では重要な主食だった。田んぼの米に比べて粘りがなく、味は劣った。